2026-03-29
基礎代謝を上げる食事とは?痩せやすい体を作る食べ方を10年筋トレ民が解説
「食べる量を減らしているのに痩せない…」
こういう人は基礎代謝が落ちている可能性があります。
基礎代謝とは、何もしなくても体が消費するカロリーのこと。心臓を動かしたり、体温を維持したり、呼吸したりするだけで使われるエネルギーです。
実はこの基礎代謝、食事の内容や食べ方で上げることができます。
逆に間違った食事制限をすると基礎代謝は下がって、どんどん痩せにくい体になっていく。これがダイエットで一番怖いパターンです。
この記事では、基礎代謝を上げる食事のポイントを、10年以上のダイエット・筋トレ経験をもとに解説します。
基礎代謝が下がるとどうなる?
まず、基礎代謝が下がるとどうなるかを知っておきましょう。
同じ量を食べても太りやすくなります。
基礎代謝が1500kcalの人と1200kcalの人が、同じ1800kcalの食事をした場合、前者は300kcalのオーバーですが、後者は600kcalのオーバー。この差が毎日積み重なると、1ヶ月で2kg以上の差になります。
基礎代謝が下がる主な原因は:
筋肉量の減少(運動不足や極端な食事制限で筋肉が落ちる)
加齢(年齢とともに自然に下がる)
食事量が少なすぎる(体が省エネモードに入る)
つまり「食べないダイエット」は基礎代謝を下げて、痩せにくい体を自分で作ってしまう最悪の方法なんです。
基礎代謝を上げる食事の5つのポイント
ポイント1:タンパク質をしっかり摂る
基礎代謝を上げるために一番大事なのは筋肉量を維持・増やすことです。そして筋肉の材料はタンパク質。
タンパク質が不足すると、体は筋肉を分解してエネルギーに変えてしまいます。ダイエット中に体重が落ちても見た目が締まらない人は、脂肪ではなく筋肉が落ちている可能性が高いです。
1日の目安:体重×1.5〜2g
体重60kgの人なら90〜120g。これを3食+間食で分けて摂るのがベストです。
おすすめのタンパク質源:
- ・鶏むね肉、ささみ(低脂肪高タンパクの王道)
- ・卵(1個でタンパク質6g、完全栄養食)
- ・魚(鮭、サバ、ツナ缶)
- ・納豆、豆腐(植物性タンパク質)
- ・プロテイン(食事で足りない分を補う)
ポイント2:食事回数を増やす
「1日3食より5食のほうが痩せる」という話を聞いたことがあるかもしれません。
これは食事回数を増やすこと自体で痩せるわけではなく、食事誘発性熱産生(DIT)を活用するという考え方です。
食事誘発性熱産生とは、食べ物を消化・吸収するときに使われるエネルギーのこと。食事をするたびに体がカロリーを消費するんです。
特にタンパク質は消化にエネルギーを多く使います。タンパク質のDITは約30%。つまり100kcal分のタンパク質を食べると、消化するだけで30kcalを消費する計算です。
1日のカロリーは変えずに、食事回数を3回から5回に分けるだけで、DITによるカロリー消費が少し増えます。しかも空腹時間が短くなるので、ドカ食い防止にもなります。
ポイント3:朝食を抜かない
朝食を抜く人は多いですが、基礎代謝を上げたいなら朝食は必ず食べましょう。
睡眠中は体が省エネモードになっています。朝食を食べることで体にスイッチが入り、代謝が活発になります。
逆に朝食を抜くと、体は「まだ寝ている時間だ」と勘違いして、省エネモードのまま午前中を過ごすことに。
おすすめの朝食:
- ・卵かけごはん+味噌汁+納豆
- ・オートミール+プロテイン+バナナ
- ・全粒粉トースト+スクランブルエッグ
- ・ギリシャヨーグルト+グラノーラ+フルーツ
忙しい朝でもプロテイン1杯+バナナ1本だけでもいいので、何かしら口に入れる習慣をつけましょう。
ポイント4:体を温める食材を選ぶ
体温が1℃上がると、基礎代謝は約13%アップすると言われています。
冷たいものばかり食べていると体が冷えて代謝が落ちます。特に夏場にアイスやかき氷、冷たい飲み物ばかり摂っている人は要注意。
体を温める食材:
生姜 最強の温め食材。味噌汁やスープに入れるだけ
にんにく 血行促進。炒め物に
唐辛子 カプサイシンが代謝をアップ。ただし胃が弱い人は注意
ネギ、玉ねぎ 血流改善。毎日の味噌汁に
シナモン コーヒーやオートミールに振りかけるだけ
飲み物も冷たいものより温かいものを。白湯、温かいお茶、ブラックコーヒーがおすすめです。
ポイント5:水をしっかり飲む
水分不足は代謝を下げます。体内の化学反応にはすべて水が必要だからです。
1日1.5〜2リットルを目安に飲みましょう。
一気に大量に飲むのではなく、こまめに少しずつ飲むのがコツ。デスクに水筒を置いておく、朝起きたらまずコップ1杯の水を飲む、といった習慣を作るといいです。
冷水より常温か白湯のほうが体を冷やさないのでベター。朝一番の白湯は内臓を温めて代謝を上げる効果があります。
やってはいけない食事法
基礎代謝を上げたいなら、以下の食事法は避けてください。
1日1食ダイエット
空腹時間が長すぎると、体が省エネモードに入ります。1食で大量に食べても、余ったエネルギーは脂肪として蓄積されやすい。基礎代謝は下がるし脂肪はつくし、最悪の方法です。
極端な糖質制限
糖質を完全にカットすると、体はエネルギー不足を補うために筋肉を分解します。筋肉が減ると基礎代謝が落ちて、リバウンドしやすい体に。糖質は「減らす」のはいいけど「ゼロ」にしてはダメです。
サラダだけ生活
カロリーは低いですが、タンパク質も脂質もほとんど摂れません。筋肉は落ちるし、ホルモンバランスも崩れる。「ヘルシーに見えて実は不健康」の代表例です。
基礎代謝を上げるのに筋トレも必須
食事だけでも基礎代謝を維持・改善することはできますが、本気で基礎代謝を上げたいなら筋トレは欠かせません。
筋肉1kgあたりの基礎代謝は約13kcal。「たった13kcal?」と思うかもしれませんが、筋トレによる効果はそれだけではありません。
筋トレをすると:
筋肉量が増えて基礎代謝が上がる
トレーニング後も数時間〜24時間、代謝が高い状態が続く(EPOC効果)
成長ホルモンが分泌されて脂肪燃焼が促進される
食事×筋トレの組み合わせが、基礎代謝を上げる最強の方法です。
まとめ
基礎代謝を上げる食事のポイントは5つ。
- 1.タンパク質をしっかり摂る(体重×1.5〜2g)
- 2.食事回数を増やす(3回→5回に分ける)
- 3.朝食を抜かない(タンパク質+炭水化物)
- 4.体を温める食材を選ぶ(生姜、にんにく、ネギ)
- 5.水をしっかり飲む(1日1.5〜2リットル)
そして「食べないダイエット」は基礎代謝を下げる最悪の方法。しっかり食べて、正しい食事で痩せやすい体を作りましょう。
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